Hachikoブログ

自由と犬を愛する40代主婦のほぼ日記

老犬もっちゃん16歳の具合が悪い日

7/5(金)pm20:00

数日前から調子が悪い我が家の老犬もっちゃん16歳。昨日も仕事が終わって家に帰ったら少し吐いていた。調子が悪いのに一日中留守番は心苦しいのだが、こればっかりは…犬の調子が悪いので仕事を休みますは、まだまだ通じないのが株式会社だ。

夕飯の準備をしている間に「オエ〜」と始まった。見に行くと、廊下中水浸しになるほど大量の水分を吐いていた。尻尾もびしょびしょなのでお風呂で少し洗い、ベッドに寝かせたら小刻みに震えている。これは普通じゃない。慌てて病院に電話。すでに診察終了時間を15分ほどすぎていたが、今行ってる病院の先生は、診察券に携帯番号を載せてくれていて、休みの日以外は大抵出てくれる。 人が集まる大きい病院だと、診察時間が終わるや否や留守番電話に切り替わって対応してもらえないことがほとんどの中、本当にありがたいと思う。

「大量に吐いて小刻み震えているんですが、このまま朝まで様子を見ていいものでしょうか…」

と尋ねると、

「ああ、心配なんで連れてきてください」

と言ってくれた。だが、この日はちょうど娘が習い事に行っていて、帰りは家まで送ってくれるのだが、対面で迎えなければいけないルールのため、あと30分くらいは家で待たなければいけない。そのことを伝えると、

「いいですよ、待ってます」

本当に信頼できるお医者さんってこういう人をいうんだな。もちろん先生のお休みも大切にして欲しいけど。そんなこんなで30分後に娘が帰宅。ついて来たがるのを制して病院へ出発した。

体調不良の原因は、おそらく2週間ほど前に始まった生理。もっちゃんは雌犬なのだ。雌犬は繁殖の予定がなければ、若いうちに避妊手術をした方がいい。でないと年齢を重ねるごとに『子宮蓄膿症』という、子宮に膿が溜まる病気のリスクが上がるのだ。もっちゃんは避妊手術をせずに16歳まできたので、生理のたびに体調が悪くなる。でも16歳にもなると、麻酔のリスクがあって手術自体を断られてしまう。病院の先生に「このこは怖いので出来ません」と言われてしまうのだ。早いうちにやっておけばよかったと、今更ながら後悔している。愛犬にできるだけ苦しい思いはしてほしくないと思う。

結局吐き気どめと抗生剤の注射をうたれ、脱水気味だったので点滴をしてもらい、お薬をもらって帰った。診察時間を1時間も過ぎていたのに、快く応診てくれた先生に本当に感謝である。

今日は在宅で一日一緒にいられる。注射が効いたようで、朝から落ち着いた様子のもっちゃん。薬が嫌いで、ご飯やおやつに混ぜると意地でも食べないので、仕方なく無理やり口をこじ開けて飲ませる。頑張って!当分、朝晩の戦いが続きそうだ。

 

ハチコ