Hachikoブログ

自由と犬を愛する40代主婦のほぼ日記

フリーランスへの道:宅録ナレーター

2/19(月)am6:00

今日の空は一面雲に覆われてる。ちょうど太陽が昇ろうとしている部分の雲が真っ赤に染まってきた。我が家はマンションの12階で周りに高い建物がないので、景色だけは素晴らしい。曇っていても変わらず空はキレイだ。

 

自分の時間を持とうと早起きを初めて1週間。起きたついでにと始めたこのブログも、我ながら続いている。飽きっぽい私としては優秀だ。続いていると言えば、半年前に初めた副業の宅録ナレーターの仕事。これも自分で言っちゃうけど頑張ってると思う。宅録ナレーターっていうのは、自宅でナレーションを録音する人のこと。コロナでスタジオに集まれなくなった時に、機材を揃えて在宅で録音する人が増えたんだって。

なぜナレーターを選んだかと言うと、昔役者をやっていた経験があるから。シナリオを読んだり演技したりは多少の心得があるのだ。「でも機材揃えるのにめっちゃお金かかるじゃん」って思うじゃん?これがそうでもない。音声の編集だけならそこまで高スペックなパソコンはいらないし、マイクもAmazon楽天で1万円以下でいくらでも購入できる。ちなみに私が使ってるマイクは6700円くらい。さらに、音声編集ソフトをダウンロードする必要があるけど、これも最初の1ヶ月はお試しで無料で使えるし、購入しても年間8000円くらいだから、月にしたら数百円。あとは家にあったヘッドホンを用意すれば機材の準備は完了。次は、ネットでボイスサンプル用のシナリオを拾ってきて、1番自信のある声でひとつサンプルを作成。あとはクラウドワークス等で、初心者OKのナレーションのお仕事を探してひたすら応募するだけ。

最初の1件は意外とすぐに受注できた。ただ、マイクを使うのも編集するのも初めてだったから、慣れるまでは苦労したな。同じようにマイクを繋いでるのに毎回声の入り方が違ったり、思うように編集が進まなかったり、mp3だのwavだの拡張子の多さに泣きそうになったり…それでも少しずつ案件を増やしていって、今では5件のクライアント様からお仕事を受注している。運のいいことにどのクライアント様も本当に親切で、自分や家族の体調不良で予定通り収録ができず、約束した納品日に間に合わないこともあるんだけど、「ご自分(ご家族)優先で大丈夫です!ご無理のないようにお願いします!」とか言ってくれる。自分の好きなことさせていただいてるのに、こんな配慮までしていただけて、本当にありがたいと思う。

 

今の私の目標はフリーランス。会社員という時間に縛られる働き方ではなく、自分のペースで自由に好きな事をして稼ぎたい。もし、これを友人から聞かされたら「そんなに甘くねーぞ」と言ってやりたくなるような薄っぺらな理由だ。でも本当にそう思うのだから仕方ない。そんなに簡単じゃないことも覚悟の上だ。

自分の得意を十分に発揮して「ありがとう」って言ってもらえて、報酬までいただける。こんな働き方を知ってしまったらやめられないよね。まだまだフリーランスには程遠いけど、諦めずに続けてみるとしよう。

 

 

ハチコ