2/18（日）am6:30
フラッと本屋に行くのが好きだ。特に目的もなく店内を歩き回って、その時気になった本を手に取る。先日買ったのはいしかわゆきさんの『書く習慣』という本。著者は、辛い経験をした時に何気なく始めたブログに救われて、それからずっと書き続け、今はライターをされているらしい。数日前からブログを書き始めたばかりの私にビビッと来たのだ。内容もブログ初心者の私を大いに勇気づけてくれる、書くモチベーションを上げてくれる内容だった。いくつかピックアップする。
【自分のために書いていい】
ブログで月に何百万何千万も稼ぐって人たちのYouTubeなんかを見てると、「よく日記みたいなの書いてる人いますけど、有名人や芸能人でもないお前の日常なんて誰が読むんだよって感じですよね」とか言ってる。これを聞くたびに「ですよね〜」って落ち込んでた。でもこの著者は「誰かにとってタメになる事を書こう、なんて考えるのはもうちょっと先の話。まずは自分だけのために、自分のことを語るために書き始めよう」って言ってる。これを読んで、私はこのブログを非公開→公開にした。
【「うわぁ〜」と思ったら「うわぁ〜」って書こう】
私は自分には語彙力がないと思っているので、ありきたりないつも同じような表現になってしまう。でも著者は「日常使わないかたっくるしい表現は、自分本来の気持ちを消してしまう。作法は忘れていい。普段何気なく使っている言葉に「自分らしさ」がでる」だからそのままでいいよと言われたようで、とても勇気づけられた。
【文章に意味づけをするのは読んだ人】
いつも「これ書いても意味ないかも」って思う。毎回公開する前に一瞬の躊躇がある。でも著者はいう、「意味づけをするのは読んだ人」。確かにそうだ。ある人には「はぁ？」って文章も、別の人には「ほぉ！」ってなるもんだよね。そっか、気にしなくていいんだ。今日から気にせず公開していこう。
【作者が「おわり」と言えばどんな文章もおわる】
いい締めの言葉が浮かばなくて、書き途中のブログを数時間放置することが、今日からなくなりそうだ。
世の中のブログ本には、SEO対策とかリード文がどうだとか技術面を重視した内容が多い中、この本はまず「書く勇気」を与えてくれて、1本書けたら次は書き続けるための「書く習慣」をつける方法、さらに毎日「書くネタ」の見つけ方と、段階を経て導いてくれる。いしかわゆきさんありがとう！私もこれから毎日書き続けます！
気がつけば1時間半この文章を書いていた。犬がベランダの窓の前で、本日3度目くらいの開けてアピール(う〜)。ごめんごめん、書くのに夢中で無視してしまっていたね。はいどうぞ………いや、出ないんかい。
今日も穏やかな日になりそうだ。
ハチコ
