6/5(水)pm12:45
「みぃちゃん、7:00過ぎたよ、起きて〜」
毎朝の私の大仕事は、娘(小5)を起こすことだ。まずは優しく声をかけてカーテンを開ける。陽の光が当たると目が覚めるって言うもんね。声をかけたら自分の支度も並行する。顔を洗って戻るとまだ寝ている。
「ほら!もう7:15だよ!起きて!」
声だけかけてキッチンへ。愛犬のご飯を用意して自分のコーヒーを入れる。我が家の朝ごはんは買っておいたパンひとつ。朝から料理なんて到底ムリ…。パンを持ってリビングに戻ると、まだ起きて来ない。
「もう7:20だよ!早く起きなさい!」
どの子育ての本を呼んでも必ず「早くしなさい」は禁句だと書いてあるのに、それを早くも使用。朝から娘のHP(やる気)を削る。わかっていても使ってしまうのには理由がある。我が子の通う小学校は集団登校を実施していて、毎朝登校班のメンバーが集まって一緒に学校に向かう。ひとりで行くなら遅れようが自分のせいなのでなんでもいいのだが、人を待たせているとなるとそうも行かない。しかも毎朝親が交代で付き添うことになっているので、同時に親御さんも待たせることになる。私が焦る要因だ。そんな親の焦りも知らず、まだ起きてこない娘。
「いい加減にしなさい!いつまで寝てんの!!」
ついに炸裂する(言葉の)最終兵器「いい加減にしなさい」。これで娘の HP(やる気)は残り1。こうなるともう口もきかない。むすっとしたままパンを食べて着替えてギリギリに出かけていく。
「はぁ〜…」娘が出かけた後の部屋で、ひとり自己嫌悪。また今日も怒鳴ってしまった…。いつか娘を気持ちよく起こせる日が来るのだろうか。
ハチコ