Hachikoブログ

自由と犬を愛する40代主婦のほぼ日記

片頭痛との戦い

3/14(木)am6:40

3日ぶりに朝のコーヒーが美味しい。昨日まで片頭痛でダウンしていた。片頭痛は一般的に頭の片側が痛くなる症状で、人によって数時間から数日続く。また、その原因は明らかになっていないが、ストレスや寝不足、飲酒、気候の変化など、これも人によって様々らしい。

私の片頭痛は決まって丸2日続く。今回は、火曜日の朝、起きるとこめかみのあたりがズキズキと痛く、起き上がると気持ちが悪くて動くのが辛い。さらに寒気がして風邪のような症状もあった。この日は午前中にどうしても参加しなければならない会議があったので、在宅勤務に切り替えてなんとかこなし、午後からお休みをもらった。旦那に「頭が痛くて辛いので、夕飯を外で食べてきてください」とメール。すぐに「オッケー」と返ってきた。理解があって助かる。娘が帰ってきても起き上がることができず、ほったらかしで18時過ぎまで寝た。たくさん寝たら少しマシになったので、娘に簡単に夕飯を用意して、宿題を見て、洗濯をして、旦那が帰ってくるのを見届けて寝た。

次の日の朝。痛みがさらに酷くなっていた。上司に社内チャットで休みますの連絡を入れる。すぐに了解の返信。理解があって助かる。旦那と娘を見送ってベッドへ倒れ込む。そのまま昼過ぎまで寝た。午後に目が覚めたので、起きてご飯を食べた。この頃になるとようやく痛みも薄れてきて、動けるようになってくる。この日も旦那は外でご飯。娘と簡単に夕飯をとり、宿題を見て、洗濯していつも通り就寝。そして今日、ようやく痛みなく朝目覚めることができた。

最近は片頭痛の頻度も減ってきているが、数年前は1ヶ月に2回も3回も起きることがあった。その時はさすがに仕事も手につかないし、家族にも迷惑をかけるので病院に行こうと決意。でも普通に内科に行っても痛み止めが出るだけだしな。私の場合、頭痛薬や風邪薬などあらゆる市販薬を試すが何一つ効かないのだ。そこで片頭痛を専門に診てくれるところを探して『ペインクリニック』という診療科を見つけた。薬だけでなく神経ブロックでいろんな痛みに対応してくれるとのこと。即効性を求め、いざ期待して受診。ホームページに「ベテラン医師が常駐」とあったので安心して行ったら、めっちゃおじいちゃんがいた。いやいや、人を見た目で判断してはいけない。おじいちゃん先生が言うには、即効性を求めるなら注射がおすすめとのこと。もちろん打ってください!脳などに異常がある可能性もゼロではないので、まずは検査。CT?と血液検査を受けてしばし結果が出るのを待つ。数十分後、特に異常がないことがわかり、いざ注射。

「では、ベッドに横になってください」

注射なのにベッドに寝る?点滴的なやつかな?と思って待っていると、おじいちゃん先生が「じゃあ、打ちますよ〜」と言って首の辺りに指を当ててくるではないか!

「く、首に打つんですか⁉︎」

思わず聞いてしまった。

「そうですよ。すぐ終わりますから」

この痛みがなくなるならと覚悟を決めた。実際そんなに痛みはなく、肩の裏側あたりの血管を冷たいものが通っていく感覚があった。打った後は15分ほどその場で安静にし、特に異常が出なければ終了。次に痛くなった時のために薬も処方してもらった。注射の結果は…正直あんまり変わらなかったな。その日の夜、ようやく痛みが引いたが、いつも通り2日経ったと思うと自然なことだし。ただ、一緒に処方してもらった薬はテキメンに効いた。次に痛くなった時に飲んだら、いつもなら2日間絶対に引かない痛みが、ものの1時間でスーッと引いたのだ。しかし残念なことに、そこの病院が家から遠くて通うのが大変な上に、次に薬をもらいに行ったら同じ薬が取り扱い終了になっていた。というわけで、結局今も片頭痛が起こると丸2日間寝込むことになる。

片頭痛ってない人には「休むほどの事?」って思われやすい。本人にしかわからない辛さがある。幸い私の周りには理解のある人が多くて助かっている。恵まれた環境に感謝して、今日からまた頑張っていこう。

 

 

ハチコ